2nd
Majestic / Trinity Overture
どこだか分からん場所が賑わってます

Track List :

1. Entering the Arena
2. Voodoo Treasure
3. The Rapture of Canaan
4. I'll Shoot the Moon
5. Resurrection
6. Curtain of Fire
7. The Breath of Horus
8. Approaching the Storm
9. Confusicus
10. Trinity Overture
11. Cadenza Op.1 in A Minor

評価 … ★★★★★★☆☆☆☆(良盤)

全編クラシカルな速弾きKeyの応酬!つうか弾き過ぎだって!(泣笑)Richard1stのベーシスト以外全部クビにして放つ、超絶ネオクラシカルバンドの2ndさすがは鍵盤界のYngwie。電光石火のメンバーチェンジだ(笑)今作もやはり強烈にKeyが出張るネオクラシカルを展開。Richardの超絶テクは健在です。それは良いんですが、今回残念なのはGの存在感が薄くなってしまっていること。前作ではKeyは出る所と引く所をわきまえ、Gと見せ場を共有しバランスを取っていたのが、今作ではその見せ場をほとんどKeyが奪ってしまっている感じ。そのためにKeyの弾き過ぎ感が強くなってしまい、少々クドい印象を受けます。メンバーチェンジによるテクニック面への問題はほとんど無いのだけれどKey以外の音がなんだか大人しい曲&音作りをしているので余計に浮く(苦笑)それだけでもアレだが、サビのバックでまでピロピロ弾きまくる所があるのはちとヤヴァイだろ。やっぱしRichardのワンマンバンドだったのかなあ、と嫌でも思えてきてしまう。(実際1stでソングライトをサポートしていたG、Dsが抜け、2ndはRichard一人が曲を書いた模様)しかし、弾き過ぎているとはいえKeyのテク&メロセンスのレベルはやはりかなり高い。何だかんだ言って速弾きはスリリングだし、クラシカルなフレーズもかなり良い感じ。悶絶速弾きをかますKeyを聴くと思わず気分が高揚してしまうのは紛れも無い事実だし。(苦笑)曲のほうも非常に出来が良く、ネオクラ者には悶絶必至の曲も結構有ります。アルバムの出来は決して悪くないです。っていうか良いです(何)

アルバムは前作同様テクニカルなインストEntering The Arenaで始まります。G、Keyのバトルこそ無いがこれがなかなかイイ!イングウェイのRising Forceくさいが(笑)2曲目は出だしから悶絶速弾きクラシカルKeyが走るVoodoo Treasure!サビカッコいい!この曲のKeyはかなり良い感じです。メロも哀愁タップリで良い~。4曲目I'll Shoot the Moonは盛り上がるシンフォニックなKeyが良杉~。メロもサビで盛り上がって行く。ドラマティックな展開がGOOD!そしてCurtain of Fireはネオクラ者なら間違い無くガッツポーズ!随所に散りばめられた悶絶ネオクラシカルフレーズがたまらないハイライトチューンです!Approaching The StormではGとKeyのバトルが!でもG弱いんだよなあ(苦笑)とにかくKeyが(サビでも)弾きまくる。間奏の強烈なクラシカルアレンジには悶絶!ラストはTrinity Overture、タイトルトラックであるややスピーディーな7分の大作。力強く突き進む歌メロが良い感じ。Key主体で織り成される変化ある展開も魅力的です。

っと、こんな感じなんですが、やっぱしあのGとKeyの熾烈なバトルが無いのはカナリ物足りない!あーもっかいやってくんねえかなあ。次回作では1stのような感じに戻ることをマジで希望。ほんと、頼むよ?

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Best tune : Curtain of Fire

超!ネオクラシカル!疾走!悶絶!これはマジで極上です!サビメロと、それに伴走するKeyが超悶絶モノ!汁出しながらガッツポオズ必至!それに乗せてKeyが、Gが、Drが、Bが、パワフルかつ華麗に疾走をカマす!さらに間奏ではクラシカルなフレーズの応酬!MON-ZETU!(笑)ちとサビで微妙に出張ってるKeyがジャマくさいかなとは思ったり思わなかったりするけどこの曲で悶絶するたびネオクラ者でよかったと思える名曲であります!
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