Interview To Korpiklaani


Yudai - この色
Jonne Jarvela - この色


こんにちは。なにげに以前インタをしてるのですがよろしくお願いします。

早速ですがShamanからKorpiklaaniへとバンド名を変えましたよね?
なぜKorpiklaaniという言葉を選んだのですか?またその言葉の意味は?

Jonne Jarvela
Korpiklaaniとは翻訳すると「森の一族」「深き森の氏族」といった意味があるんだ。 僕らがバンド名変更を余儀なくされたのはブラジルのShamanが同じ名前と使ったからなんだ。 彼らは僕らよりも出来たのが若いバンドだったけれども、既にAngraという過去があったからあっというまにビッグな存在になってしまったんだ。 で、二度と彼らとダブっていろんな混乱を生み出さないようにKorpiklaaniを選んだってわけさ

前作Shamaniacと今作Spirit of The Forestにはヴァイオリンを初めとしてちょっと異なる雰囲気が両作品の間には介在しますよね? 僕はSpirit of The ForestのほうがShamaniacよりストレートなメタルに近く感じ、貴方の歌い方もまた変わったなと思ったのですが、貴方が思う最も変わった箇所とはどこでしょう?またその変化はどのようにして生まれたのですか?

Jonne Jarvela
それらの曲はなるべくしてなっただけだよ。僕は自分の心や魂や自分の内なる物が感じたこととかに沿って曲を作るし、 パーマネントなメンバー(この場合ヴァイオリニスト)を得られたことも大きな一員であると思うよ。僕らの良きヴァイオリニストHITTAVAINEN(Violin, Flutes)がバンドには新しくはいったわけで、僕は彼の才能最大限に生かしたかったからね。 まーそんなかんじで今の形ができあがったわけだよ。2ndの曲をライブでやるのは大好きだよ。僕らもやってて楽しいし、観衆も楽しんでるみたいだしね!

Spirit of The Forestのいくつかの曲には英語のタイトルがつけられてますね、でもShamaniacは全部フィンランド語ですよね?なぜSpirit of The Forestには両言語のタイトルが?

Jonne Jarvela
実はIdjaとShamaniacではサーミ語という言語を使ってるんだ。Laplandというフィンランド北部の人々が話す言葉なんだけどね、その2作を書いたとき僕はそこに住んでたんだ。 英語で歌うとより多くの人が何を僕が歌っているかが伝わりやすいからね。あとフィンランド以外でもライブの機会が増えるんだよ、英歌詞だと

Spirit of The Forestでお気に入りの曲はなんですか?その理由は?また作曲課程やレコーディング中になにか面白いことがあったなら是非

Jonne Jarvela
Spirit of The Forestの作曲の間、僕は森の奥深い、木で出来たコテージに妻と子供と一緒に住んでたんだ。とても牧歌的な田舎だったんで凄く作曲するには良い雰囲気だったんだ。音と言えば木々がざわめく音ぐらいでさ!・・・でも妻が買い物に行くにも友達にあうにしろ、なにかにつけて遠すぎるってことで退屈しちゃってね・・・。ま、そんなわけでそこではとても楽に曲を書くことが出来たから、ぽこぽこと曲が生まれてきたよ。曲は僕が林道や森の中を散策しているときに突然閃くから、そしたらすぐにコテージに戻って書きとどめていたんだよ。実はジャケットの写真はそのコテージから7Km離れたところで撮られたものなんだ。あとWooden Pintsのビデオもそこで撮られたんだ

Hengettomilta Hengilta作曲の仕方は凄い奇妙で不思議な物だったんだ。寝床について数時間、ぐっすり僕は寝てたんだけど、突然目が覚めてすぐさまペンを握ってこの曲を一気呵成に書き下ろしたんだ。そしてまた寝床に着いて朝まで寝たわけなんだけども、僕は翌朝その書き下ろされたものを見るまでなにも覚えていなかったんだ!マジで。たぶんだからこの曲は他の曲に比べてより不思議な感じになってて、かつ詩的な感じに仕上がってるんだと思うよ

ライブではBefore The Morning SunとWith Treesを演奏するのが好きだね!これらの曲をやるときは凄い気合いが入るんだよ!あとCrows Bring The Springも好きだし、Wooden Pintsも・・・いちいち数え切れないね!

前回のインタビューで言ってらした自然と民族性重視主義(Ethnicism)意外に、なにかSpirit of The Forestにはコンセプトなどは有りますか?

Jonne Jarvela
いいや、そういったコンセプトとかいった概念は何もないよ。曲も詞も自然であってほしいからね。何事も可能な限り自然であることが僕の願いだから、歌詞もそんなに何度も書き換えるといったことはしないんだ

Wooden Pintsのビデオが公開されたときに僕らはそれを大きく取り上げまして、非常にKorpiklaaniと言うバンドを印象づけるのにそのPVは役立った訳なのですが、あのビデオはどこで撮影されたのですか?また食事後のシーンで何故かあなた方は乱闘してますがあれはなんでですか?あと貴方はなんで斧を持ちながら歌ってたんですか?

Jonne Jarvela
そのビデオは僕のうちから近くのJarvelaという村で撮られたんだ。余談だけど僕のラストネームもJarvelaだよ。そこは古い、石で出来た廃墟があったり、広大な野が広がっていて、撮影には最高にクールな場所だったんだ。乱闘シーンはand they fight and dance 'til the morningっていう歌詞に基づいて行われててね、Hittavainen (Violin, Flutes, etc)は僕らが乱闘してる間ずっとテーブルの上ヴァイオリンを弾いたり踊ったりしてるんだよ・・・笑えるよね ;) 。PVの全てのシーンはそれぞれ歌詞に基づいているんだよ。ビデオを制作するのも音楽みたいに自然じゃないとね

あなた方のオフィシャルサイトのコンサート情報を拝見しましたが、Battleloreと凄く多く一緒のステージに立っており、Mr. TrollhornはShamaniacでプレイしてましたよね?あなた方は他にもフィンランドのバンドと交流を持っているのですか?そして時々集まって一緒に飲んだりするんですか?

Jonne Jarvela
知っているかもしれないけどここフィンランドはとても人口の少ない国なんだ。だから殆どのメタルミュージシャンはお互いを知っている。俺は Finntrollと2年一緒にいたからその縁でMr.Trollhornとの友達がいるんだ。俺はFinntrollのJakten Tidにもゲストとして参加してるしね。 SinergyやChildren of BodomのRoope Latvalaは俺の友達で、彼は前身バンドであるShamanの1stアルバムIdjaのプロデューサーでもあるんだ。 アルバムでもプレイしてくれたし、いくつかのショウでもステージに上がってくれたんだ。フィンランドには多くのバンドの多くの友達がいるよ。 酒はもちろん飲みまくりさ(笑)

Spirits of The ForestはSoundholicから日本配給がされますが、あなた方は日本にどのようなイメージをお持ちですか?

Jonne Jarvela
Roopeは日本に何度も行ってて、彼は俺にいくつもいくつも、ホントにたくさん日本の話を聞かせてくれるんだ。日本には良いイメージがあるね。日本に行ってプレイしてみたいよ!近いうちにバンドとして行ける機会があるといいんだけどね。日本はフィンランドと凄く違うから、もしその機会に恵まれたら素晴らしいね。



次のアルバムの準備はしているのですか?またはプランやアイディアくらいはありますか?例えば日本の楽器を起用してみるとか(笑)

Jonne Jarvela
次のアルバムの曲は仕上がってるんで8月にスタジオに入る予定なんだ。まだリリース予定は立っていないんだけどクリスマスの前後に出せたらと思うよ。確信はないけどね。 日本の楽器、、、いいね!フィンランドで数年前にフルートのようなオカリナのような日本の楽器をプレイする男と出会ったんだ。彼が今どこにいるのかもし分かったらなぁ。また彼と会えたらいつかアルバムでプレイしてもらうよ(笑)ただ彼の名前は僕のようなビールばっか飲んでるフィンランド人には難しくてね、覚えてないんだよ(笑)

ご協力ありがとうございました!もし何か伝えたいメッセージがありましたらお願いします!

Jonne Jarvela
日本にすぐ行けることを願ってるよ!その時までのお別れだ!
Remember to rise your wooden pints enough
ありがとう!!!

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