Dreamtaleにインタビューしちゃいました


Yudai - この色
Esa Olavi Orjatsalo - この色

では、まず最初に形式的ですが、バンドの紹介など簡単にお願いします

Esa Olavi Orjatsalo::
すべてはRami Keranenがバンドを持とうとしたところから始まるんだ。そのバンドの名はDreamtale 。。そのビジョンはあっという間に現実のものとなり1999年秋、Dreamtaleの音楽はテープとしてこの世に現れた!このテープの名前はShadow of the Frozen Sun

すべての人に聞かせるに足る音楽が出来たので、Dreamtaleはギグのプランを練り始めた。ライブでやるためには何人かのメンバーチェンジが必要だったけどね。そして2000年の7月にはSinergyのサポートアクトとして演るようにまでなった!

ライブで成功、そして観衆の耳目を集めることに成功したDreamtaleは成功した。そしてひしひしと 観衆が新しい曲を求めているということに気づいたんだ。そしてレコーディングを初めて2ndでもテープが完成した。後にRefuge From Realityと呼ばれるデモがね

そしてそのハードワークが評価されたのは2000年9月に行われたJyrki Hit Challengeというコンテスト。そこで1stデモが500本のデモテープの中から準優勝に選ばれた!
その準優勝の模様は後日フィンランドのTVで放送されたんだ。それによってDreamtaleはさらに注目を集め、同時にデモバンドとしてSFPerkele.netというフィンランドの超大手メタルサイトに取り上げられたんだ

2ndデモはもうちょっとスタジオでの細かいレコーディングの修正やミキンシグ、さらより多くのテープが必要だったので、2000年の12月にまでDreamtaleはスタジオにいたんだ。

ほとんどのデモはDisk Heavenで売れに売れ、日本のメタラーの興味を引くのに、そう時間はかからなかった。

その後、たくさんのレーベルからオファーが来て、そのなかからDreamtaleはSpinefarmとMarquee/Avalonと契約し、2001年12月にはBeyond Realityのレコーディングを始めたんだ

レコーディング終了後ベーシストのAlois Weimerは大学での勉強のためにバンドを脱退した。その後プロデューサーのPasi Ristolainenに誰か腕の良いベーシストを捜してくれといったら、彼自身がバンドに入ってベースを弾いてもいいよと言い始めたので、彼の深い知識とマルチプレーヤーっぷりを買って彼を招き入れたんだ

そして、今もストーリーは続いていく・・・・

誰がDreamtaleというバンド名に決めたのですか?またその理由は?

Esa Olavi Orjatsalo::
- Dreamtaleっていうのは僕等のギタリストRamiのアイデアだよ。Ramiには夢があり、彼のバンドは彼の夢物語の中にあるんだ

どのバンドがあなた方にとって大きな影響を与えましたか?また貴方個人のお気に入りは何でしょう

Esa Olavi Orjatsalo::
- これは難しい質問だね。音楽で一番Dreamtaleへ影響を与えたのはGamma RayかHelloweenかな。バンドメンバーのみんなが異なった音楽的背景を持っているけれども、この2バンドは一番大きな影響を僕等に与えているだろうね。

僕個人の好きなバンドはGamma Ray, Helloween, Angra, Lost Horizon, Royal Hunt等々・・・かな

あなた方の音楽というのは、こう、なんつーか雪が輝くみたいにキラキラしていますよね。その音楽性故に2nd DEMOがリリースされた際に「Sonata Arcticaタイプ」というかんじで広まり、「ポストSonata Arctica現る?」とちょっとした話題になりました。これ、どうおもいますか?

あとあなた方の1stでThe Dawn - Memories of Timeの流れは、Sonata Arcticaの...Of Silence - Weballergyに似てますよね。僕はこれはSonata Arcticaへの敬意の表れだと思ったのですがどうでしょうか?


Esa Olavi Orjatsalo:
- うーん、見方によれば僕等はポストSonata Arcticaだよ。ただ覚えておいていて欲しいのは僕らは彼らよりも歳がいっているということと、彼らより先にこのタイプのメタルを僕等はやっていた って事だね。基本的に僕等は同じ音楽的影響下にあるから、音は似通ってくる、けど、Dreamtaleの音はSonata Arcticaよりアグレッシヴだと僕は思うよ


the Dawn - Memories of Timeのアイデアは、Sonata ArcticaのSilenceから得たものなんだ。君の 推測は当たり。これはSonata Arcticaへのちょっとしたトリビュートなんだ。Tonyは僕の知る中で 最高にイイ奴だし、彼らと酒を飲み交わすのは本当に楽しいことだしね :)

僕はいっつもOfficial Siteをチェックしているんですが、6月21日にTomi Viiltolaという新ボ ーカルを見つけましたよね。よかったですね!
で、彼はどのようなタイプのボーカルなのでしょうか?彼についての情報とか、どのようにして彼 と出会ったのかとかを聞きたいです。特になんでボーカルを必要としたのかとか

Esa Olavi Orjatsalo::
Ramiが歌いたくなくなってから僕等はボーカルを捜し始めたんだよ。Ramiはただ曲を書くのとギ ターを弾くのに専念したかったんだ。Tomiは僕が今まで聞いてきた中で一番素晴らしいボーカルの 一人だと思うよ。彼はBruce DickinsonとGeoff Tateを混ぜて2で割ったようなボーカルで、信じられないようなパワーボーカルを持ち、声域は5オクターブまでのびる!

僕はTomiに別のバンドのデモを渡されて、それを聞いたあとに僕は即座に連絡を取って彼に Dreamtaleで歌わないかと持ちかけたんだ

1st Albumでは何故女性ボーカルを使ったのですか?とても良いアクセントになったのですか

Esa Olavi Orjatsalo:
- Sanna(女性ボーカルの名前)は僕の友人なんだ。一度Dreamtaleのアルバムで歌ってみないかといったら彼女はメタルバ ンドで歌うことに興味を示してね。歌詞を書いたとき一部のパートは最初の女性ボーカルが歌うべ き意味を持っていたし。実際Sannaの参加はアルバムによいアプローチを与えたと思う。将来的にも 彼女の才能を生かしていきたいと思ってるよ

Where the Rainbow Endsが結構人気を博した訳なのですが、貴方はどの曲が好きですか?どうでもいいことですが、僕はMemories of Timeが好きです

Esa Olavi Orjatsalo:
- 僕はFarewell...が好きだな。たくさんある中でちょっと他とは違う曲だからね。Dreamlandもお気に入りだよ。まぁでも全部が好きな曲なんだけどね。そうでなければアルバムには入らないでしょ?


フィンランドからは有望な新人が出てきており、独自性というものが問われると思います。ずばりあなたが思うDreamtaleの持ち味とは何でしょう?

Esa Olavi Orjatsalo:
- 僕たちは独特の音を持ってるよ、それは少しSonata Arctica, Gamma Ray, Nightwishに似てる。 僕等の音はすべてのバンドに少しずつにてるけれど、決してイコールで結ばれるような音ではない 。僕等は高速ツーバスをつかうけれども、また同時に柔らかなアコースティックパートも有する。 男性ボーカル、女性ボーカルもいる・・・・。すべてのメタルの端端をDreamtaleからは感じ取ることが出来るだろうね

すでにこの先の予定は決めてらっしゃいますか?たとえば同じSpinefarmのレーベルメイトと日 本に来るとか(笑 何かありましたら、教えていただければ幸いです

Jouni Nikula
- 希望としては僕等はいつの日か日本でライブを行いたいね。でも今はその予定はないんだけど。
まずは最初にTomiと彼が歌詞を覚えるようになるまで練習することかな。そうしないとライブでやれないし。僕等が来日できるかどうかというのは、日本でのアルバムセールスにかかってるね。君たちが一杯買ってくれれば、僕たちは日本に行けるね

どうもありがとうございました。インタビューは終わりです。日本にファンに向けてメッセー ジをお願いします。あとなにか言い残したことなどありましたらどうぞ!

Jouni Nikula
- すべての僕等のCDを買ってくれた日本のファンに感謝したいね!THANK YOU!
あとHiro Sakaki氏にも心から感謝を述べたいね。彼は僕等のためにいろいろやってくれたから。
それじゃStay Metal!

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