Azmodan / Of Angels and Demons
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Track List :
1. The Lord of Sin 2. Of Angels and Demons 3. Princess of Blood 4. Dark Tides Rising 5. Vampyre Romance 6. In Ancient Days 7. Subtile Essays on Curiosity
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評価 … ★★★★★★★★☆☆(岩盤(Great)) ドイツ出身のLord Azmodan氏による一人シンフォニック・ブラックメタルプロジェクトの2ndアルバムです。1stの時は他にもメンバーがいたようですがこのアルバムでは一人になってしまっています。しかし一人であろうとクォリティが高ければそれで良し。全く持ってすばらしいアルバムに仕上がっています。
楽曲はシンフォニックなイントロで幕を開け、乱舞するkeyを伴って疾走する1をもって一気にノックアウト。悶絶間違いなしの血湧き肉躍る展開に心を委ねると、女声ヴォーカルも飛び出すし、ギターもクサいメロディーを奏でるし文句の付けようのない展開。繰り返されるkeyのメロディーが心を締め付けドラマティック極まりないです。
以後もディストーションヴォイスだけでなく時折クリーンヴォイスを絡めてきたり、疾走パートとスロー~ミドルテンポパートを絶妙なバランスで配し曲それぞれに盛り上がるパートがたくさんあるのです。サウンドがクリアなため非常にパワフルであり、且つ派手に活躍するkeyは絶えず美しく、悲哀に満ちあふれた世界がアルバム一枚通して貫かれ耳を捕らえて放しません。
長めの曲が多いのですが決して飽きさせません。ドラマティックなブラックメタル好きな人は是非聴いておきましょう。そんなAzmodanですがこのアルバムが出たのが1999年であり、新作のリリース予定もあるようなので今後も目が離せません。
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Best tune : Vampyre Romance
どれもいいのだけど、やっぱこれかな。6:00付近からの切なすぎなkeyと疾走+デス声~スローパートへの流れ。タマラン。
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