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Taake / Noregs Vaapen
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Track List :
01 Fra vadested til vaandesmed
02 Orkan
03 Nordbundet
04 Du ville ville Vestland
05 Myr
06 Helvetesmakt
07 Dei vil alltid klaga og kyta
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評価 … ★★★★★★★★★☆(仏盤) 2011年に発売になった、特に説明の必要はないノルウェーのバンドさんTaakeの5thフル・アルバムです。相変わらずの気合の入ったジャケットが格好よくてたまりませんね。毎度のことながら表情も素敵であり、自らの顔と体躯により全てを表すジャケットを創りだすさまは流石と言えましょう。
アルバムのタイトルは意味がよくわかりません。
訳したらCouncil weaponだって。なんだろうね。
曲の方も難解ですが、2曲目はハリケーン、5曲目が湿地、6曲目がHell Powerみたいな意味のようです。Google翻訳がある程度正しければ。その前にほんとにノルウェー語だったら、ってのがあるか。
さてさて、フルアルバムは2008年10月にリリースされたTaake以来ほぼ3年ぶりとなります。ノルウェーにおいてはブラックメタル黎明期のちょっと後から精力的に活動しているTaakeですので、風格も漂うパワフルかつヘヴィなサウンドを今作でも繰り広げています。チリチリとしたギターリフと軽快なドラムで幕を開け、実に安心して聞くことができます。3rdアルバム〜4thアルバムあたりではかなりヘヴィネス要素を強めましたが、今作でもその流れを汲みつつアンダーグラウンドな楽曲作りをしっかりと行なっていると言えましょう。
なにしろ最初っから吠えまくりですからね。やはり楽曲もかっこいいです。このジャケットで見せる凶暴さや邪悪さをそのまま存分に曲に詰め込んでいます。当然のことながら、怪しげなメロディも満載です。胸を締め付けられるもよし、怒りを解き放つのもよし、誰もが思い思いにこのアルバムを楽しむことができるはずです。
いつの日かTaakeの来日公演が実現することを夢に見つつ、暑い夏も、だいぶ先ですが寒い冬もTaakeと共に乗り越えてゆきましょう。そこには必ず、光り輝く未来、もしくは暗く翳り切った未来が待っていることでしょう。どちらも本当の未来なのですから。ここ日本においても、国民一人一人に行き渡らせたい、そんなアルバムです。
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Best tune : Myr
破壊的な衝動を優しく冷たく包み込む怨嗟の如き情熱を伴ったかのような佳曲です。Myrの光景が脳裏に浮かぶことまちがいなしであり、それはまさにこの楽曲の作り手の思った通りなのです。ヘヴィメタルとしてもクオリティが高く、アンダーグラウンドミュージックとしても抜きん出た一曲です。様々な展開を見事にこなし民謡風のメロディを切り刻む歌唱は圧巻という他ありません。これぞTaakeですね！！
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