Quintessence / Le Fléau de ton Existence
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Track List :
01 Veines païennes 02 Misère et pestilence 03 Hérétique frénésie 04 Le fléau de ton existence 05 Hymne à l'infamie 06 Colère d'outre-tombe 07 L'extinction de mon âme 08 Les pleurs de l'agonie 09 Errances
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評価 … ★★★★★★★★★★(神盤) Qから始まる数少ないバンドさんの1stアルバムです。2009年3月の発売で、この頃は専任のベーシストとヴォーカリストがいました。フランスのメロディックブラックメタルですよ!適度にロウで、非常にわかりやすい音楽です。
さて、バンド名は英語だけどそれ以外はフランス語なので『私による』英訳を載せておきます。参考までにどうぞ!!
The Scourge for your existence 01 Pagan veins 02 Misery and pestilence 03 Heretic frenzy 04 The Scourge for your existence 05 Hymn to infamous 06 Wrath from the grave 07 The termination of my soul 08 The tears of agony 09 Wanderings
※フランス語には決して堪能ではありませんので、雰囲気で察してください!!ってことですv
さて本作は、1曲目からメロディアスなギターリフと共に爆走&絶叫&メロウな曲展開でめろめろにドラマティックに幕を開けます。ヴォーカルはDémenceさん、中音域のがなり声でがんばっています。迫力も表現力もあり、旋律の美しさと相まってブラックメタル的様式美を存分に打ち出しています。
ドラムは2ndアルバムでも叩いているFogさん。やはり非常にテクニカルであり、小気味の良いブラストはもちろんのことヘヴィメタル然とした音数手数の多さにも耳を惹かれます。この安定感とダイナミズムがこのバンドのキモの一つであるのは間違い無しです。ツインギターによる音の厚みなんかも、もちろん魅力です。
2ndアルバムとの対比になってしまいますが、あちらは6〜8分超の長めの楽曲でアルバムが構成されているのに対し、この1stアルバムは全曲6分未満です。最後の曲なんて3分ありません!!それで約45分、これでもギターのアルペジオをイントロに取り入れたりはこの頃からやってるし、緩急つけた曲造りもしてるし、勢いで聴けるちょうど良い長さでバラエティなんのそのです。ちなみに最後の曲はヴォーカル無しですが。
フランスのブラックメタルということで、曲名がフランス語なんだからやっぱり歌詞もフランス語なのでしょうが、これが嫌らしく無くすんなりと耳に入ってきて、更に非常に心地の良い不思議!このセンスの良さと完成度の高さは聴いてみないとわからないと言わざるを得ないです。フィンランドのバンドのようなざらついた感じでもなく、ノルウェーのバンドのような寒々しい感じでもなく、チェコのバンドのような荒々しい感じでもなく、ウクライナのバンドのような勇壮な感じでもない、フランスバンドの金字塔!
ジャケットは妖しさ満点ですが、楽曲も決して負けていないブラックメタル好きなら…、いやメタル好きなら安心して聴ける超高クオリティの名盤です。パワフルな音楽が聴きたいあなた、メロディアスな音楽が聴きたいあなた、深みのある音楽が聴きたいあなた、激しく胸を締め付けられる音楽が聴きたいあなた、是非とも彼らの音の洪水に全身を委ねてみましょう。
骨のあるメタルを愛する全ての人におくります。
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Best tune : Colère d'outre-tombe
曲名がまずかっこいいね!!そして曲もかっこいい!!ギターリフは終始ほんわかメロディアスに弾きまくり。中盤は聖歌みたいで美しいし、一回ためてからのラストスパートが気持ちよすぎる。
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