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6th
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Dark Moor / Tarot
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Track List :
1. The Magician
2. The Chariot
3. The Star
4. Wheel Of Fortune
5. The Emperor
6. Devil In The Tower
7. Death
8. Lovers
9. The Hanged Man
10. The Moon
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評価 … ★★★★★★★☆☆☆(秀盤) なんと6作目ともなるスペインのメロディックパワーメタルの勇、Dark Moorさんのアルバムです。古参ですね。
面倒なので結論から言うと、バンド分裂後の作品では最も良いものであると言えましょう。今までの作品は簡単に言ってしまうとクサ味と疾走感が物足りなかったのだけど、今作ではようやく気づいたのかのようにクサメロと疾走を放出しています。疾走の後ろで煌めくストリングスや、クラシカルなギターソロに、思わず2nd,3rdを思い起こされる人も多いのではないでしょうか。
イントロとそれに続く、サンプル公開された捨て曲（笑）The Chariotをなんとか堪えてその山を越えると、The Starという全盛期に迫るクサメタルソングがそこにあり、そこからは曲の疾走感に乗るがごとく、終わりまで結構飽きることなく駆け抜けることが出来ます。From Hellの焼き直しはもうそこにはありません。合唱、ストリングス、クサメロと、皆がDark Moorに求めていたものがあります。よかったよかった。
すっげーどうでもいい事を語ると、クサメタルをしている事はおんなじなんだけど、Alfred Romeroの声質に合うような曲調っつぅかね、彼の頼りない声が引き立つような作りであるから、成功したんじゃないかと思うんだ。Elisaの歌唱のような存在の主張じゃなく、AthenaのボーカルはFrancesco Nerettiじゃないとダメだ！的なアレです。
まぁ結構褒めてるんだけど、2nd、3rdにはもちろん敵いません。煽情感がまだ足りないと私的には思ってしまうのよね。The Night of the Ageのソロ前とThe Moonの歌メロがだんだんあがっていくところとか比べちゃうとね。でもそれはメロスピ脳なだけだし、なによりメロスピ史（そんなものがあるのか）において名盤扱いされるものと比べるのは酷ってもんだよね。別に過去に捕らわれることなく聞けば、ﾒﾛｽﾋﾟ＼(＾o＾)／ｵﾜﾀ気味の今日においては、素晴らしい作品と言える出来です。まじで。というわけで次からもこの路線でﾖﾛｼｸ
ところでDevil In The Towerの中間部分って必要なのか。
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Best tune : The Star
Bメロがサビっぽい→サビなのか→サビじゃねえー！→合唱ｷﾀｰ！→裏打ち疾走ｰｯ！→ｱｯｰ！
という曲。2nd、3rdに入ってても遜色無い良曲。
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