Thy Majestie / Jeanne D'Arc
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Track List :
01. Revelations 02. Maiden of Steel 03. The Chosen 04. Ride to Chinon 05. ...for Orleans 06. Up to the Battle! 07. March of the Brave 08. The Rise of a King 09. Siege of Paris 10. Time to Die 11. Inquisition 12. The Trial 13. Under Siege (2005 Version)
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評価 … ★★★★★☆☆☆☆☆(地盤(Not bad)) 炯炯たる瞳でイタリアンメタルの動向を伺うシンフォニックパワーメタルバンドの3rdアルバム。
前作Hastings 1066は今もなお輝きを失わない強烈なキラーチューンを持ってはいたが曲の出来にばらつきがあるなーという印象だったが、今作は全体的に曲の質の向上を図ってきた一枚といえる。シンフォニックもりもりにジャンヌ・ダルクを描いちゃいますよオイラ達!という意気込みタップリだ。たださっさと結論を言うと個人的には前作ほど気に入らない。理由は2点あり、1つは音質というか音作りがなんか前作ほど奥行きを感じさせないのっぺりとしたものなので、SEの導入もイマイチ効果的で無くなってる点。もう1つはコレがでかいんだけどボーカルチェンジ。これが最高に痛い。前任のDario GrilloからIrencrosとかいう同郷のC級メタルバンドのボーカルになったんだが、明らかに全てにおいてDario Grilloに劣っている。音楽性にもよくあっていた艶のある声で気に入ってたのに残念だ。バンドは新しいシンガーは前任より全然いいよ。ストロングでパワフルな声の持ち主だし、ピッチも高い。日本のファンが好きそうなね(笑)とかレーベルのインタビューで言ってたがなにか勘違いしてるんじゃなかろうか。
まーでも前述したように全体の曲の質は上がってるので俺みたいな生き物でなければそれなりに佳作となりうるものではあると思う。1~5の流れとかは悪くないしね。しかしながらThe King And The WarriorとかEchoes of WarとかThe Sight of Telham Hillみたいな歌メロが作れてるのにどうして今作はイマイチ1曲の印象薄いねってなっちゃうんだろうなーとUnder Siegeを聞きながら思う俺であった。
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Best tune : Under Siege (2005 Version)
1stで一番好きな曲だし
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