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評価 … ★★★★★☆☆☆☆☆(地盤(Not bad)) 2004年に発売された、Taakeとその前身バンドであるThuleのデモを集めたCDです。1,2,3が1995年の'Koldbrann I Jesu Marg'から、4,5が同じく1995年の'Manndaudsvinter'、6,7,8がThuleによる1994年の'Omfavnet Av Svarte Vinger'から、9,10がThuleによる1993年の'Der Vinterstormene Raste'からとなります。Taakeの3部作では一切曲名の表記がありませんでしたが、昔の作品では(というかデモですが)箇々の楽曲を曲名によって識別する事ができるようです。曲名は全てノルウェー語と思われ、ノルウェー語に対する拘りを窺い知ることができます。
さて、2005年にて完結された3部作においてはストレートなノルウェイジャン・ブラックメタルを聴かせましたが、ここに収められている音源はどれも良くも悪くも極めてプリミティブなものばかりです。3部作におけるTaakeの魅力は、地下世界的不気味さ、妖しさといったブラックメタルの妖艶さをしっかりと持ちながら、明快なメロディとストレートな楽曲、ヴォーカルに乗せて聴かせるものであると認識しているのですが、初期のデモからもこれらの特徴を既に見受けることができます。しかしこれは完全に主観ですが、Taakeの、特に最新作である'...Doedskvad'の音楽性が好きであればこのアルバムに聴くべき点を見出すのは難しいと言って良いでしょう。プリミティブブラックとして、音楽的に際立ったことをやっているわけではありません。
このアルバムは前述した通り、発表された時期の異なる4枚のデモから成り立っていますが箇々の楽曲間に音楽的特徴に於いて特に際立った相違はありません。しかし、録音状態の差は一聴してわかります。Taake時代のでもそうですが、Thule時代の楽曲は著しくヴォーカルが奥に引っ込んでいます。どこか遠くのほうでギャァギャァ喚いている感じを受け、歌唱として認識することは際立って困難といえます。まあデモですから普遍的な良さを求めても仕方ないです。そういうわけでTaakeファンの方に、特にお勧めできるものではないというのが私の感想です。
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