1. Dreamport 2. Eclipse (Corona of The Sun) 3. Weaver's Dance 4. Boxed Daylight (Part I) 5. Boxed Daylight (Part II) 6. The Veil (Seven-Face Danger) 7. Back To The Zone 8. Master of All 9. The Hill Of Hope 10. Birth of Kruug 11. Vortex 3003 12. Mission Butterfly
バンドの音は従来のシンフォニックメタルとは一線を画するアルバム名Star Talesに相応しいスペーシーな雰囲気を醸し出すThanasis Lightbridgeのキーボードが非常に印象的な、ともすればトランスに聞こえなくもないようなものが中心だ。ボーカルが居ない+コーラス隊のみということで僕が考えていたのはベートーベンの第9のようなものだったのだが、そういうわけではなく歌がないところは徹底して歌がないので突然コーラスが沸いてくるような印象がある。Weaver's Danceあたりは最初7分半以上もあるのにインストかなにかかと思ってしまった。結構そんなかんじでアルバムは続いていくので、コーラスが始まるまではイマイチだらけるような印象を抱いた。全体をスペーシーな雰囲気で統一するものは結構珍しいので、最初は面白いんだけれども最終的には疾走しているEclipse (Corona Of The Sun)、Master of All、Vortex 3003あたりしか聞かなくなるようになるのは別にメロスパーでなくてもしょうがないと思う。要するにずっとメロスピバンドの1曲目聴かされてるかんじなのだ。せっかく男女6人6人でバランス良くいるんだから、AメロBメロで男女別で分けてサビで全員で合唱といった使い分けをしたりすればいいのにね。アイデアはもんの凄い良いのに生かし切れてない気がするなぁ。実にもったいない未来ある素材だ。疾走曲の高揚感はThanasis Lightbridgeのナイスセンスも加わって非常に高いので、次は全曲疾走曲で前述したようにやって下さい。それがキモスパークオリティ