Iron Savior / Condition Red
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Track List :
1. Titans Of Our Time 2. Protector 3. Ironbound 4. Condition Red 5. Warrior 6. Mindfeeder 7. Walls Of Fire 8. Tales Of The Bold 9. I Will Be There 10. No Heros 11. Paradies 12. Thunderbird 13. Crazy 14. Living After Midnight (Judas Priest Cover)
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評価 … ★★★★★★★★★★(神盤) Iron Savior復活!
迷いは晴れた!
前作での散漫さと迷いををためらうことなくごっそりと断ち切っちまって、ついでにKai Hansenもいなくなったことだし、さて、やりたい事やっておくか!・・・今作4thアルバムはそうとでも言いたげな、どこを切っても血管のブチキレそうなジャーマンメタルにキャッチーさと漢魂の織り込まれた所謂Iron Savior節が詰まっている。そりゃConditionもRedになりますわな。
今作は2ndあたりのいつもの作風をさらにヘヴィにしたかんじ。しかしそれに加えた合唱誘引系コーラスのさらなる暑苦しさと、曲の練り込み具合がマンネリとか全部同じとかいった言葉を片っ端からちぎっては投げちぎっては投げ捨てているのだ。確かに曲名をサビに持ってくる曲が多いわけだがそれがどうかしたというのか。覚えやすくていいじゃないか!ここまで思わせてくれるほど力の入った作品であることを、3rdで不安を覚えた人は素直に喜べると思う。もちろん3rdが気に入ってる人にもそうであると思うし、ジャンルを超えてアピール出来る一枚であると思う。というかそうでなければこんな評価はつけない。
1、8のようなもたもたしてると置いて行かれそうなノーウェイトの疾走曲は言うまでもなく最高であります。アルバムタイトル曲を聞く頃には私は既にCondition Redでした。バラードはこのアルバムに存在しませんが、そんなことは全く気になりません。貴方はアドレナリンを分泌しながら、さながらランナーズハイのような状況になりながら、12のこの上なく壮大なサビに血湧き肉躍っている事でしょう。バラードもミドルテンポも無いアルバムを作るバンドが稀に居ますが、大体はうんこの陳列というのがセオリーであるわけでして、そういう事も加味して考えると実に素晴らしいとしか言いようがないですわ。いやぁこれぞHeavy Metalって感じだね!ジャーマンメタルって何よ?って聞かれたらこれを貸すしかないだろう。メロスピ系が大豊作と言われた2002年の中にあっても、年間俺ランキングで上位を守り続けた名盤
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Best tune : Thunderbird
つーか1、8、12は別格!この曲のサビは絶対脳内麻薬かなんかを分泌させる効果があるに違いない。たまらん高揚感が、ここに。
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