3rd
Archontes / Book One: The Child Of Two Worlds
赤いのが変態にしか見えない

Track List :

1. Prologue
2. Words Of Ashes
3. Walk On The Edge
4. All This Time (The Balancer's Song)
5. My Noteless Blues
6. Goodbye, New World
7. Return To Inner Self
8. The Escapist Hymn (author's notes)
9. Epilogue (My Yellow Brick Road)

評価 … ★★☆☆☆☆☆☆☆☆(茶盤)

ロシアの英雄が長き年月(としつき)を経てかえって参りました。1st、2ndのあまりの酷さに「もう解散してるだろうな」と思っていた僕が浅はかだったようです。というかオフィシャルが消えたりして解散したのかとマジで勘ぐられたこともありましたね。さてこのバンドの大黒柱であるボーカルはどうなったのかというところがおそらく読者諸君の気になるところでありましょうが、喜んで下さい。Wild Steel氏をさらに酷くしたようなふらつきハイトーンは健在です。この一定ラインを超える時の妙なひっくり返り具合はクセになることうけあいですね。あとリズム感が致命的に欠けてるのもポイント高いです。まぁあってたところで別に全体の評価は変わらないわけですが。

しかし曲の方は思ったよりカッコイイです。特にVoが兼任しているKeyは相変わらずクサメタリックに響き渡り、我々に期待を持たせ、Voでオチを持って来るという、何一つ、創業以来変わることのないArchontes魂を見せつけてくれます。ん~4とか7とか8とかいいかんじなんだけどねぇ。8は1:19あたりから始まるKey→Gリフ→疾走っていう一連の流れはクサメタラーのツボをゴリゴリ刺激してくるんだけどね。このあたり前作のThe Rules of Real Lifeと似てるね。つぅかホントに邪魔だよボーカル。頼むからひっこんでてくれないか。

音質およびメロディセンスおよび演奏陣の成長等、順調に盤を重ねるごとに良くはなってきて居るんですが、ボーカルがあまりにも邪魔すぎますね。ある意味ここまでBC級を徹底してくれると記念物的存在として己の存在価値を見いだそうとしてるのか疑問に思いますが、そんなこととは関係なく変態クサメタラー等一般人なら必ず敬遠するような呼称を纏ってご満悦の貴方に勧めておきたい一枚です。まぁやめとけってこった

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Best tune : The Escapist Hymn (author's notes)

ボーカルがいなければ良い

評価 … ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(もうだめぽ)

ただのふざけたものに成り下がった3rd。おぉボーカルよ。輪を掛けて下手になるとは何事じゃ。つかボーカルブースから聴こえて来る謎の奇声にブチ切れろよ他のパートのヤツも。ド下手が躁系メロディを歌うことで子供が涎垂らしながらジタバタ走り回る様子を想像させるのが楽しかったのに、メロがちょっとでも欝くなっちゃお終いだ。派手なバロッキーイントロで始まる#4には2ndの再来を期待したけど、盛り上がりきらず尻すぼみ後ろ髪引かれ隊。
~どみね。~

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Best tune : ネーヨバカ

おう。このボーカルがブルースを歌う#5は特に凄いぞ。死ぬかと思うくらい笑った。

評価 … ★★★☆☆☆☆☆☆☆(円盤(よくあるタイプ))

Archontesの3rdアルバムらしいです。てか、このジャケット見てくださいよ。

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   | ノ\     ヽ         |
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  | ∪ ( _●_) ミ        j
 彡、   |∪|   |        ■
/     ∩ノ ⊃  ヽ
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /
明らかに突っ込み待ちデス。でも、まずは耐えましょう。

さて、1曲目。ごめん、笑った。進歩ということを知らないボーカルに。
Wild様はstill studyingという名言を残した。彼はきっと彼なりに努力してるのだろう。
実際Soulblazeではちょっとは上手くなってた気がする。うん、きっとそうだ。
まぁいいんだけど、Wild様の話題は。で、なんか語りだす1曲目。
と、後は続いていきますが書くのが面倒なので・・・書いてもどうせ参考になんぞしねーだろし。

聞ける曲は2.4あたりですかね。個人的にボーカルのウンコっぷりを除いても4曲目はいいと思います。やけに明るく疾走するサビとか良いですよ。ただ、曲が際立てばそれだけボーカルのヘナチョコ具合も同時に出てきます。ふと我に返らずに一思いに聞いてください。

えーまとめ。なんか良い物を持ってるんだけど、それを潰すだけの素敵なボーカルがいるということです。ボーカルがキーボードを兼任してるようですが、何でこんなセンスのあるキーボードが弾けるのに、自分の愚考に気づかないのかがわかりません。てか、周りのメンバーは指摘し無いんですか?w 何か弱みを握られてるとしか思えません。誰か助けてあげてください。
Wild SteelやPasi Humppiといったボーカリストと肩を並べるとか言われそうですが、冗談じゃねーっつーのな。こいつの方が100倍下手です。1.5.9で聞ける歌唱でノックアウトされてください。

Alta Densidadで後悔した方、是非これを買ってもう一度後悔してくださいw

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Best tune : All This Time (The Balancer's Song)

('A`)ノ
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