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Odyssea / Tears In Floods
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Track List :
1. Intro
2. Fly
3. The King
4. Falling Star
5. Burning Time
6. Try Again
7. Angel Cries
8.Tears In Floors PT1 (El Ultimo Canto)
9.Tears In Floors PT2 (Miserable Man)
10. Apocalypse PT I
11. Creatures
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評価 … ★★★★☆☆☆☆☆☆(数曲に光) LabyrinthのギタリストPier GonellaによるメロパワプロジェクトOdysseaの2004年リリース1stアルバム。音程の微妙な上下の揺さぶり具合がかぼそい線と相俟って応援したくなるハラハラ感を演出する典型的イタリアンハイトーンボーカルを擁したバンドで、「Elements」シリーズにおけるStratovariusのような無機質感漂うドラミングで疾走する様と先人の手垢まみれなその楽曲の印象は、、んーつまりはよくいるB～C級メロパワになってしまうのかな。SEに続く#2の冒頭からしてStratovarius「Anthem Of The World」そっくりなリフが聴こえてきてとっても香ばしい。
ただ楽曲にサンプリングを施す事によって未来感を演出するという、Labyrinthの1st「No Limits」で特徴的だったアレンジ法が所々で見られたり、肌を強風が摺るかのような露骨なストリングスがプラスに作用する場面は結構楽しめます。メロディのメリハリをもっと意図的に操る事が出来れば相当におもしろいもの作りそうなポテンシャルは持ち合わせているし、次も見守りたい余韻は残してくれるアルバムには仕上がっている為、演奏的な問題もない分次のアルバムが大きな勝負になるのではないでしょうか。
～どみね。～
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Best tune : Tears In Floors PT2 (Miserable Man)
エレクトロゴシックのようなサンプリングが展開の多い楽曲を散漫になる一歩手前で纏め上げ、同時にドラマティックなダイナミクスを生んでいます。つかLabyrinthがデビューした時はこの路線で成長して逝くものとばかり思っていました。
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