1. Beyond the Dark Sun 2. Winter Madness 3. Sleeping Stars 4. Battle Against Time 5. Death and the Healing 6. Starchild 7. Beautiful Death 8. Sadness and Hate
評価 … ★★★★★★★★★☆(仏盤)
これをやることによりEnsiferumのレーベルであるSpinefarmと揉め事が起こり脱退せざるを得なくなった元EnsiferumのボーカルであるJari Mäenpääのソロプロジェクト。基本的な音楽性はメロデスへのアプローチをはかったヴァイキングメタルといったところだろうか。双方のおいしいとこ取りといえなくもないがそれらが解け合い一粒で二度美味しい作品となっているのは嬉しいところだ。ドラム以外のパートはJariがすべて演奏し、ドラムはKai "the grinder" Hahtoなる人物が叩いているわけだがこの人が恐ろしくタフなドラマーで、爆走パートにおいてはブラスト盛りだくさん+ちょっと手加減して疾走!を叩きこのバンドの突貫力を一手に担っており、Winter MadnessとStarchildにおいて顕著に見られる四拍子から三拍子への切り替えにおいてもその突進力を失わない面白い速さを生み出している。