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Rhapsody / Symphony Of Enchanted Lands II
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Track List :
1. The Dark Secret
2. Unholy Warcry
3. Never Forgotten Heroes
4. Elgand's Green Valleys
5. The Magic Of The Wizard's Dream
6. Erian's Mystical Rhymes
7. The Last Angel's Call
8. Dragonland's River
9. Sacred Power Of Raging Winds
10. Guardiani
11. Shadows Of Death
12. Nightfall On The Grey Mountains
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評価 … ★★★★★☆☆☆☆☆(地盤(Not bad)) 歴戦の勇士Rhapsody、新章突入。音と場面描写のリンクを強めるナレーター役に「The Load Of The Ring」のサルマン役を演じたChritopher Leeを迎え、音像にはメタル史上最上級と言える壮大かつ緻密なオーケストラを擁し完成した本作は、究極と思われた前作「The Power Of The Dragonflame」をも上回るスケール感の大きい仕上がりを魅せています。が、スケールの割には緊張感が致命的に欠けている為、メロディの抑揚があまり伝わってこない点がメロスパーである私個人的に物足りなさを感じました。
ただ理由は分かってる。
まだ戦争が佳境を迎えてないからなんだ！
1曲1曲を取り出せばなかなかにお腹いっぱいになる内容なので掻い摘んでいくと、先行シングルとなった#2「Unholy Warcry」はギターソロが延長されており、小気味良いリズム感と口で追いかけたくなるフレーズが曲の魅力を倍増しています。またアルバムの双璧として前半・後半の要所に配置されている大曲#6「Erian's Mystical Rhymes」・#9「Sacred Power Of Raging Winds」は、コンセプト的にまだ盛り上がりきらない物語をベースとされた楽曲ではあるものの、いつになく繊細な管弦楽器の演奏により場面が目前に迫ってくるかのような臨場感を味わえるアルバムハイライトの描き出しに成功しています。そして4:36のランニングタイムに悶絶フレーズを詰め込んだ#7「The Last Angels Call」は、ツーバスとハーフテンポで刻まれるスネアにより展開される「Emerald Sword」系のサビが印象的で、ライブでシンガロングを誘発する様が目に浮かぶコンパクトな佳曲に仕上がっています。
･･･と以上ちょこちょこ書いてきましたが、新章の楽曲は映像を意識された場面描写が多いためか、臨場感はあるものの集中していないと聴き手が置いてけぼりにされるパートが多いとも言えます。アコースティックな曲が半数近くを占める内容も個人的には×。CDだけで鑑賞するにはメロディが弱い曲が多いし、こりゃちょっと最終戦争が始まるまでは退屈させられるかもしれなぽ･･･ってな今後に対する不安感を抱いちまいましたわ。まぁ最後にはなんだかんだで最高の神盤作ってくれると思うけど。
～どみね。～
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Best tune : Unholy Warcry
タップシューズ履いてフレーズを刻みたくなる追加ギターソロが凄く気に入ったから選出。
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