3rd
Vision Divine / Stream of Consciousness
ジャケだけ。

Track List :

1. Stream of Consciousness
2. The Secret of Life
3. Colours of My World
4. In The Light (Instrumental)
5. The Fallen Feather
6. La Vita Fugge
7. Versions of The Same
8. Through The Eyes of God
9. Shades
10. We Are, We Are Not
11. Fool's Garden (Instrumental)
12. The Fall of Reason (Instrumental)
13. Out of The Maze
14. Identities

評価 … ★★★★☆☆☆☆☆☆(数曲に光)

B級名産地イタリアにおいてAクラスの人材を集めて世に放たれた1st, 2ndであるVision Divine、Send Me An Angelの2作は、マイナス×マイナスはプラスだが、プラス×プラスはマイナスだっけ?と数学を根本的に疑うという、扱うべき世界を超えて「なぜこんなにもつまらないか」ということを考えさせてくれる問題作であった(大嘘)。本作ではシンフォニックパワーメタルの大御所であるRhapsodyのボーカル、Fabio Lioneが脱退してしまっている。メロディックパワーメタル界における1,2の実力者が抜けたと言うことで後任はさぞや叩かれるであろうなとおもっていたが、バンドが新しく迎えたMichele Luppiなる人物はクセの少ない伸びやかな安定した歌い方を披露してくれるので非常に曲に合っているといえよう。まずはここで一本取られた形になった

そしてもう一本は壊滅的につまらなかった曲自体に魅力が生まれたということだ。Fabio Lioneバージョンで公開されていたColours of My Worldを聞いた時点ですでにどこか違うなという物を感じていたのだが、なかなか「イタリアの非シンフォニックメロディックパワーメタルらしい」メロディックパワーメタルを演じている。Keyはいささか電子音系を多用しているが。メロディックパワーメタル好きに好まれる疾走曲69あたりはMichele Luppiの良く伸びる高音域を生かした広がりを感じさせるサビでなかなか良い。しかし全体的に言えることであるが、そこまで歌メロが良いというわけではあまりないので、にんともかんとも歯がゆい気がする。さらに中心人物であるOlaf ThorsenLabyrinth時代から指摘されていたように速弾きにばかり夢中になっており、バッキングは全部五十歩百歩じゃん!ひどいよトーセン!てかソロも記憶に残らないよ!海馬を増設するべきですか?といいたくなるような魅力に溢れない物であるのが非常に痛い。従ってサビでおおらかな空気を感じたとしてもソロになったとたんに萎え('A`)という奇跡のデフレスパイラルに。せっかく新しいKeyとかは曲調にそったものなのに。。。

でも今作はサビが少しは頭に残るようになったので、このバンドとしては大進化を遂げたといっても過言ではないかもしれません。と、いうか純粋にボーカルの力量がこのアルバムの格を大いに上げているという気がしてなりません。これがありがちなB級ボーカルだったら、曲自体にはあまり魅力を感じられない以上、大した評価はされなかったような・・・。正直このバンドにはもったいない気がするのでボーカルだけ脱退して、どこかに入った方がいいような気がします。それよりはギターをクビする方が早いか。えーとギターって誰だっけ?中心人物?ってことは・・・うわなんだおまえなにをするやめrとぷえあhとあy53う89

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Best tune : Colours of My World

Michele Luppiの伸びが良く生かされてるサビが良いです。サビの途中でバスドラをドコドコやりはじめるのも好感度高い。しかしおそらく一般的にはShadesのほうがウケるだろうなぁ

評価 … ★★☆☆☆☆☆☆☆☆(茶盤)

まともなレビューが見たいかたは
http://www.castleofpagan.com/
http://www.nurupo.com/
ここらへんを参考にしてください。

イタリアのvision divineの最新作です。元labyrinthのOlaf Thorsenが主体となっているバンドです。ボーカルがFabio LioneからMichele Luppiへと代わりました。

さて、Olaf Thorsenがlabyrinthを辞めてまでがんばってるvision divineですが、今作は様々なところで大好評のようです。
だが、ここはxametal.netです。正直に言おう。

なんだこれつまんねーよ。

以上です。

と、これだけだと怒られるのでもう少し。
Fabio Lioneの代わりというやっかいなポジションを任されたMichele Luppiですが、よくやっているというよりは、前任を影に追いやるぐらいの働きをしていると思います。プロダクションは個人的に音がこもってる感じで嫌い。

正直なぜそこまで評価されているのかがわからない。個人的には駄作です。みなさんはどうでしょう?

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Best tune : Shades

これだけはいいかんじ
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