1st Demo
Aethra / Tales From Distant Skies And Far Beyond
ごむたいな

Track List :

1. Overture
2. Valley of Dawn
3. Riding The Wings of Time
4. The Mountain Behind The Sky
5. Brave Sword
6. Heart To Heart
7. The Prophet
8. Winslow

評価 … ★★★★★★★☆☆☆(秀盤)

キタキタキタキタキタキタキター(゚∀゚)ー!!!!!!!!!!!!!We are Xametal!!!と全身全霊で強調してくるこのジャケット!そしてまずは訪れる極上のイントロOvertureに鼻血噴射による失血死!そして肝心の2が始まるとなんか聴いたことのあるようなリフを弾きまくる激ショボな細いギターとカスのようなドラムに身を悶えて床を転がり回って全身打撲!そしてFinal Fantasyから今さっきパクって来ました!ほかほかです!早く食え! 食え! といわんばかりのメキシコらしからぬ卓越したXaMetalicなセンスを持つKeyに感動したところで、キター!!!!!!オチのボーカルが




































('A`)<シネヨ




































('A`)<ウンコクエ




































コレを読んでる貴方にはすでに音像がイメージされてると思いますが、まさにそのとおり。俺Yudai個人的に不作だなと思っていた2003年においてイントロである1曲目だけで衝撃を加えてきたのは本当に久しぶりでしたわ。やりすぎ上等ですが、なにか?ってな感じのチープなプロダクションを主軸(なぜこれが主軸なんだ)として展開される笛とかファンファーレの装飾をまとった楽曲は素晴らしい破壊力。そしてボーカルも素晴らしい破壊力。3を例にとって説明しますと、Gソロ(なかなか格好イイ)→Keyソロ(とっても格好イイ)→ショボイコーラス(即死したまえ)→ボーカル再入(うへへははは)というのが一連の流れです。まーなれた人なら十分聞いてられるレベルであり、お約束といえばお約束ですがとてもステキです。そして曲は基本的になぜか幸せそうな雰囲気が満載です。なんと言えばいいのか良く分かりませんが、明るすぎず暗すぎる幸せそうなのです。こんなバンド初めてです

比較的耳についたのはギターとKey。ギターは正直よくわかりません。上手いかもと思うと突然ふらふらしたりします。ある意味一瞬も耳をはなせないほどスリリングです。しかし耳をひくフレーズが本当に沢山あったりします。たまに全くと言っていいほどギターが存在する必要がなく感じさせるパートが、この手のジャンルをやる以上存在したりするところが非常にわびさびを感じさせますがまぁいいか。で、Keyは非常に安定していて包み込むような使い方はもちろん、ギターとのバトルもしっかりこなす優等生です。きっとこいつが居なくなったらKey抜きのConceptみたいな感じになるんだろうナァ。こいつなくしてこのバンドの音楽性は樹立できなかったでしょうね

とりあえずあまりのXaさにイタリアンクサメタルが続々と発掘されていたあの日を思い起こしたりしましたよ。徹頭徹尾妖精系の雰囲気に重きを置いたこのバンド、ファンタジックメタルという視点でならFairylandをも凌駕するんじゃねぇの?ちなみに昨今の疾走感の底上げという流行にはあまり乗っていないので激クサ壮絶疾走を期待すると痛い目を見ます。ショボさ故に愛でたくなるというB級好きのツボを正面から死角を狙うがごとく射抜いた作品ですな。しかし逆に最高の環境を与えてしまったらただのバンドになってしまうのではないのかとか思ってしまいました。そう思うほど一線を軽やかに飛び越えたクサさとショボさの融合がステキなんですけどね。ほめてるのか、これ

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Best tune : The Mountain Behind The Sky

ファンファーレがひたすらに鳴り響く無駄に全力で勇ましい曲。クサ狂おしく展開するのは3:00あたり。その後の幸せそうなギターソロもステキ

評価 … ★★★★★★★★☆☆(岩盤(Great))

メキシコのメロディック・スピードメタルバンドの2003年リリースとなる1stアルバム。犯罪の匂いがプンプンするほどクサイですわ。ググってもレビューらしいレビューが世界中に一つしかないというクサメタル界の大穴バンド。info軍団しかしらねーよこんなバンドということで8点付けちゃおグヘへ。

音楽性としてはThy Majestieをさらにキラキラさせて演奏をしょぼくした感じです。ジャケットまんまの剣と魔法が織り成すキラドコメタルと言うのが一番手っ取り早いか。ボーカルがちとヤバメだったり録音が全体的に薄いため迫力不足は否めませんが、この薄さこそがクサメタル!とか思わせてしまうドンピシャのラインに乗っかってるとこがまた憎めない。

アルバムの内容的には・・・

あ、最初に書いとくとこのバンドはっきり言って
「クサイ!」以外にレビューすることないんでバンバン使わせて貰うよw

大袈裟なSE#1に続くオープニングチューン#2は、前半の民謡メタルパートにムンムン悶絶していると後半疾走を始めるという恐ろしいチューン。この時点でもう「The XaMetal」認定したくなっちゃうんだけど、続く#3は適度な疾走感を保ちながらとにかくクサイメロディが乗っかるチューンでこれもまたガッツポーズ。そしてそして前半の山場は#4!殺す気か!イントロのショボショボしいギターリフに続いて始まる大疾走にハイトーンが乗っかった時点で気分はアナザーワールドへ。今年のベストクサチューンTOP5には間違いなく入りますだ。とにかく疾走疾走・クサクサ、ギターソロも単純なものではあるにしてもとにかくフレーズがクサイ。単純悶絶フレーズといえばSkylarkですが彼らも泣いて逃げ出すレベルだと思います。#5#3チックな適度な疾走感を携えたクサチューン。#6はバラードなんですがこれもまた反則気味のクサさ。キラキラしたバラードでして、ピアノの悶絶感と1番から2番に戻る時に入るギターソロのセンスは相当高し。こう弾いて欲しいというフレーズを見事に奏でてくれる痒いとこに手が伸びるギタリストだと思います。#7はミドルテンポのインスト。終始叙情的なフレーズが奏でられる様に悶絶。ジェイソン・ベッカー的なオリエンタルなフレーズやSharapnel系のユニゾンフレーズも聴かせたりと、その後に待ち受ける大悶絶チューンへの序章のごとく盛り上げてくれます。そして#8だ。この曲は何が凄いって本編のクサクサっぷりと後半の鬼のような大悶絶ギターソロ。個人的にはAthena「Twilight of Days」のソロ以来の衝撃。それだけにフェイドアウトで終わってしまうことに血の涙を流したくなってしまうのですがお陰で何度もリピートリピート。
このヤロウンコクワセロ

以上知性の欠片も感じさせないレビューをお届けさせて頂きましたが、というかてゆーかぁNemesisがイイとか思っちゃう感性持ってる人ならあれ以上にイケること請け合い。あれが8点なら9点にしようかと思ったけど、それだと後で抗議のメールが殺到しそうだから8点にしとこwこの単純さはOrion Riders・Six Magicsよりもウケルに違いないんだろうけどさてさてどうなることやら。いやー書いてて気持ちの良いレビューだったーそういうバンドです。
~どみね。~

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Best tune : Winslow

4:11からの反則モノのクサー(゚Д゚)
Yudaiに先に選ばれてしまった#4も反則~
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