1. I Made My Own Hell 2. Breaking All The Rules 3. No Return 4. Steam-Roller 5 .Old King's Visions (Part II) 6. Mystery 7. House of War 8. Moonlight 9. Dreamer 10. Death Comes Tonight 11. I Will Rise My Fist 12. March of Dooms 13. Gorgar (Bonus)
音楽的にはカイ・ハンセン在籍時の初期Helloweenから遊びの要素を抜いて、調味料に正統派メタルとChildren of Bodomタイプの切れ味を持ったネオクラシカルギターをたっぷり足した感じです。個人的にギターがもろツボなのもあって#1を聞き始めた時はいやー化けたぜ化けたぜ!!・・・と寝ながら思わずエアギター。ボーカルのカイ・ハンセンっぷりは最初は愛を感じて微笑ましく聴いていられます。が、愛って何だろね?と思わず考え込み、考えてしまうような愛は必要に応じて作られた刹那的なものでしかないのかも・・・という結論が出る頃にはその愛に冷めている感あり。スタイル的にはカイ・ハンセンのハイトーンとエリック・アダムズ(Manowar)的な低音がなり・語りを足したような感じです。正統派メタルっぽさが増して露骨に初期Helloweenではなくなった今作を考えると、楽曲とボーカルのミスマッチが起こってる気がするというのが正直な感想。