Marvelous 3 / Hey Album
なんだろうね、これ

Track List :

1. You're So Yesterday
2. Freak Of The Week
3. Until You See
4. Write It On Your Hand
5. Let Me Go
6. Every Monday
7. Indie Queen
8. #27
9. Mrs. Jackson
10. Over Your Head
11. Vampires In Love
12. Lemonade

評価 … ★★★★★★★★★★(神盤)

俺はキャッチなー曲が好きだ

そんなことを言われても正直コレを読んでる紳士淑女の老若男女のみなさんにはどうでもいいことだと思うが、ここが重要なのである。これから語るこのアメリカ出身のMarvelous 3には重要だと思うからだ。個人サイトのレビューなので好き放題書かせてもらっているわけだけれども(逃げ逃げ)、このバンドとにかくノリがいい。そして特筆すべきは「キラキラじゃないと嫌だ!」と公言してはばからない厚顔無恥な俺が、Keyがないにもかかわらず気に入ってるほどクソキャッチーな曲を書きまくるからなんだよね。たぶんこういうのが気に入る人ならば一聴しただけで脳みその記憶回路にガッツリ書き込まれてしまうほど、こいつらの書く曲は単純で深くて一撃を与えてくる。こうやってみんなから見える位置から死角をねらい打って来るバンドって本当に凄いと思う

基本的な曲調は脳天気に展開される軽いノリのアメリカンロック。それでいて薄っぺらくないのはやっぱりバックの充実感だね。俺は基本的に全体をとらえつつも比重としてドラム→Key→ギター→ベースの順番で耳が曲を追うようになっているのだけれども、やっぱりノリの良さを醸し出すには絶対必要なドラムがいいかんじに働いてる。専門家じゃないから詳しくは言えないのがなんともみっともないところなのだけれども、たとえばバスドラの踏み方一つにしてもなんとなく「このパターンじゃないとダメだ」ってかんじがするんだよね。まぁそんな感じで明るく明るく展開されていくわけなんだけれども、そこにぽっと出てくるLet Me Goみたいなのが絶妙に配置されて居るんだわ。ミドルでまったりと(表現の仕方が悪いが)粘り着くようなかんじのUntil You SeeとかVampires In Loveといった曲もこのバンドの魅力をつかみ取る上では欠かせないと思う。

さてさて、もちろん俺が気に入ってるのは「こいつがMarvelous 3だぜ!」っていわんばかりのお気楽脳天気オープニングチューンYou're So YesterdayFreak of The Weekといった明るい楽曲群なのだけれども、このアルバムにはそれを凌駕する恐るべきキラーチューンが存在する。そいつが7に泰然と構えている超名曲Indie Queenだ。誤解を恐れずたとえて言うのならばその質たるやDizzy Mizz Lizzyの傑作、Dizzy Mizz Lizzy5曲目Gloryみたいなかんじかな。曲調はもちろん全然違うけどね。若干ボーカルの裏声を使う歌い方に違和感を感じる人もいるやもしれませぬが、Indie Queenにおいてはこのボーカルであって、その裏声も使わないといけません。ダメです。絶対に。この曲のためにこのバンドは存在してたのかもしれません。っていうかもうここまで書いて「どうせ聞くことにはかなわない」とか思ったのでやめ!尻切れトンボ、逃げ人生。俺万歳。石は投げるな

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Best tune : Indie Queen

なんていうか俺がこの先千語を費やしてもきっと聞いてもらうことにはかなわないだろうから、書かないけど(笑)俺が数回自分の部屋で流しただけで「ねぇねぇこの曲なんだっけ?Yudaiの部屋で流れてたと思うんだけど・・・」とマヂで訊かれるぐらい親しみのあるメロディラインを持つ曲です。あーもうコレ書いたら満足だわ。とにかくこの曲を聞きましょう。最後のよくわからない親父の声が微妙に不愉快かもしれませんが、しなやかで柔らかなこの曲を聴かないで死ぬのはもったいないとか俺は勝手に思うから、なんらかの機会があったら聞いておいてもらいたいですおわり
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