Oathean / Ten Days In Lachrymation
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Track List :
1. The Beginning of An Eternal War 2. That Die For... 3. When All Memories Are Shattered 4. Grief For Surviving 5. Sea of Perpetual Sorrow 6. Destiny No More Significant 7. Darkseed In My Mind 8. Where The Wids Lie Down, More Harsh Than Any WOund 9. Utter Sadness In The Invisible Space 10. Rememberence of Antique Pictures 11. Mr. Crowry(Bonus)
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評価 … ★★★☆☆☆☆☆☆☆(円盤(よくあるタイプ)) 韓国のシンフォ系メロディックデスメタルバンドによる2001年発表の2ndアルバム。韓国デスと言えばSad Legend辺りが思い出されますが、基本的にろくなバンドがいない…
えー何から書けばいいんだろう。よくあるシンフォデスを基調に演歌系のクサミをまぶしています。内容的には#1は序曲で#2で早速疾走が始まるのですが、パタパタパタパタ言ってる時点でCDを取り出したくなります。ブラストパートでは両手足がバラバラになっていく凄惨な様子に僕等仰天です。はぁ。。。ドラムの酷さはCD全体を通して際だっており、筆舌に尽くしがたい。タム回しではつっかからるわ、ライドを裏に入れるとバスドラが狂うわ・・・つぅか全般的にバスドラを操れていないのが左右の音量の大きさの違い、連打できていないこと等からよく分かります。ギターもブツ切れだわ音の切り方が早過ぎてキモイわイライライライラ。にしても#3ですよ。2:48からのド下手糞すぎて背筋が凍るギタープレイに乾杯。笑える。#8の2:32からのパートも凄い。思わずそのままEagle Fry Free弾いた方がましなんじゃないかとか思ってしまった。笑える。しかしもっと凄いのは6:52からのスィープです。グデグデです。さらにはライドを間抜けにカンカン鳴らす音も手伝って、面白さはもはや異次元突入。誰かなんとかしろ。
さらにさらに極め付けはミックスの悪さで、聴いてて止め処なく溢れる笑いの渦は最強の演奏とミックスの妙が生んだマジック、いやさ奇跡イッツアミラクル!なんであります。時折耳に残るリフやメロディが現れるも全部台無し。でも各曲で取り入れられる女性ボーカルによるゆったりとした民謡系パートはなかなかで、マラソン後の酸素吸入のように安心させられます。「もうこのままほっといてくれ・・・頼む≧∇≦」と思いますが、でも容赦なくまたありがたい演奏が始まってくれるんだなこれが。まぁアルバム通してメロディ作りには光が見えなくもないので、頑張って貰いたいのは山々ですがこれはちょっと現時点ではキビシイ。ノルウェー系の音にアジアな空気を取り入れてオリジナリティ出そうとしているのは分かるんだけど。ちなみに歌詞は韓国語です。#11はボーナストラックでOzzy Ozbourneの代表曲のカバー。・・・だげんどもアルバム本編をさらに酷くしたかのようなぐちゃぐちゃな演奏は…バカにしてるのでしょうか?真面目にやろうよ。
まー最後によそ様はよそ様なので別にどうだっていいのですが、「韓国でしかあり得ない要素がてんこ盛りです!」とかいうレビューを発見しましたが、どこにそのような要素がてんこ盛りであると感じられたのかご教授頂きたいと思いましたとさ。チャンチャン♪ ~どみね。とYudai~
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Best tune : Sea of Perpetual Sorrow
一番起伏に溢れてメロディも泣き泣きで良いなと思います。演歌系のクササですね。でも結局繰り返し聴いてしまうのは#3の2:48からのパートです。だーい爆笑
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