The Sins of Thy Beloved / Perpetual Desolation
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Track List :
1. The Flame of Wrath 2. Forever 3. Pandemonium 4. Patrial Insanity 5. Perpetual Desolation 6. Nebula Queen 7. The Mournful Euphony 8. A Tormented Soul 9. The Thing That Sould Not Be
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評価 … ★★★★☆☆☆☆☆☆(数曲に光) 98年の1stアルバム「Lake of Sorrow」が大好評だったメロディックゴシックバンドの2000年リリースの2ndアルバム。ソプラノボイスと野獣のごとき咆哮、これでもかと絡みまくる哀愁のバイオリンが武器で、今作はその最大の武器であるバイオリンを二重奏仕立てにしています。とまぁ文章だけ読んだらそれだけで卒倒しそうなんですがどうにもこうにもつまらない。1stで人類の悲哀を受け止め過ぎたんでしょうか、捻りの少ない曲には眠気を誘われるだけでした。バイオリンが音楽の表情を一任しているというかボーカルメロディが叙情性に薄いフレーズしか奏でていないのが原因だと思います。演奏は普通。シンバルの音の消え方がスレッショルド掛け過ぎたギターみたいに不自然でなんかおかしいけど。ジャケは秀逸です。本編を聴いた後だと落ち目の女優が注目集めるために脱いじゃった、的な哀愁を感じちゃいますが。
内容的には#1・#2はなかなか哀愁を持った曲でこれはありでした。他の曲に関してはバイオリンがいくら良くてもその根幹となる曲がアイデアに乏しくどうにもなりません。雰囲気モノみたい。#9はMetallica「Master of Puppets」からのカヴァー。Metallicaの中でも一本調子なメロディを持った曲ですが本編の内容に比べればずっとまし。
とりあえず1stは前述した通り人類の悲哀を一身に背中一杯受け止めたかのような劇涙を誘う名盤中の名盤ですのでそちらからどうぞ。本作でもバイオリンを弾いている名手Pete Johansonはその後Tristania / World of Glass、Sirenia / At Sixes and Sevensといった作品でもその情感溢れるプレイを収めています。この作品以外はどれ買っても間違いはないものになっています。 ~どみね~
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Best tune : Flame of Wrath
中間部の喘ぎ声だけ何度もリピートしてしまいました。
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