1st
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Taake / Nattestid...
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Track List :
1. Part I 2. Part II 3. Part III 4. Part IV 5. Part V 6. Part VI 7. Part VII
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評価 … ★★★★★★★☆☆☆(秀盤) 聖地ノルウェー出身のアンダーグラウンド・メロディアス・ブラックメタル。活動開始は1993年のようですが、本作は1999年発売の1stフルレンスアルバムであるようです。メンバーはHøst氏とFrostein TUNDRA Arctander氏の二人組のようです。オフィシャルサイトにあるライヴ写真などを見ると両人とも白塗りバカ殿メイクで頑張っているようですね。チェコで行われるフェスティバルにも出場するようです。
さてそんな彼らですが、このアルバムは7部に渡るストーリーアルバムのようでCDには曲名も記載されておりません。アルバムの出だしからブラックメタル的に激しく歪められたノイジーなギターがかき鳴らされ威勢良く疾走します。ヴォーカルはギャァギャァ言っています。しかしクリーンヴォイスで歌っているパートもあります。
全体的に明瞭なメロディが覆い被さり仄かに、また堂々と主張し続ける様は実に叙情的であり、サウンドはノルヴェイジャンブラックかくあるべしといったかんじのアンダーグラウンド臭出まくりなタイプですがバランスは悪くなく聴いていてじれったい感じはありません。非常に私の好きなタイプのブラックメタルであると言うことです。
彼らのアルバムはブラスト、疾走パートがメインに配置されていますが決して疾走一辺倒というわけではなく、スローなパートでも優れたメロディを排出し聴かせるセンスがあるわけです。最近のハデハデでシンフォニックなブラックメタルも好きですが、このようなメロディアスであるにせよアンダーグラウンドを保ったブラックメタルバンドが活動していることは嬉しい限りであります。
ちなみにこのアルバムのブックレットは全てルーン文字で書かれていて全く読むことが出来ません。歌詞もちゃんと書いてあるのですがね。雰囲気重視なのでしょう。
Official Site
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Best tune : Part VII
最後の曲です。比較的ゆっくり目のテンポなサウンドに憂いのあるメロディがのっかっていてヴォーカルが絶叫しているという、最高な曲です。
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