1st
Dionysus / Sign of The Truth
おいそこのおまえ、俺のチンコしゃぶ(ry

Track List :

1. Time Will Tell
2. Sign of Truth
3. Bringer of Salvation
4. Pouring Rain
5. Anthem (For The Children)
6. Holy War
7. Don't Forget
8. Walk On Fire
9. Never Wait
10. Loaded Gun
11. Key Into The Past

評価 … ★★★★★☆☆☆☆☆(地盤(Not bad))

 欧州メタル・マニア待望の豪華プロジェクトが遂にデビュー作リリースです。
 元NATIONジョニー・ウーリン<G>ノビー<B>、元SINERGYロニー・ミラノヴィッツ<Ds>STORMWINDカスパー・ダールクヴィスト、そしてLUCA TURILLIのソロ参加で有名なオラフ・ヘイヤー<Vo>というメンツに加え、プロデュースはEDGUYトビアス・サメット、ミックスはトミー・ニュートンという布陣で作成された本作は、やはり・・・というか、見事に王道のメロディック・パワーメタル路線を全面に押し出した作風になっています。
 特に目新しい事をしているわけではありませんが、”Holy War”に代表されるジャーマン系疾走チューンはもとより、北欧的叙情美旋律を堪能できる”Bouring Rain”など楽曲のクオリティは総じて高いです。また、随所で聴く事の出来るジョニー・ウーリンのネオクラシカルな速弾き、オラフ・ヘイヤーの伸びやかなハイトーン・ヴォイス、ファスト・チューン、ミッド・テンポ、バラードをバランス良く配置した構成など、抑えるべきツボはしっかり抑えています。何より演奏力とサウンド・プロダクションがしっかりしているので、マニア以外の方にも幅広くオススメできる一枚です。
 ただし、マニアの耳で聴いてしまうと、この豪華なメンツで創られたにしては、ちっと決め手に欠ける作品だな・・・と思ってしまうことも確か。個人的にはサビメロがより叙情的に・・・もしくはキャッチーに・・・出来ればクサくなっていれば印象はより良くなっていたかも。

Amazonで買えるバンドの作品一覧を見る

Best tune : HOLY WAR

やたらと明朗かつクサいメロディ、尚且つ微妙に漂う不整合感に、他の王道を行く楽曲には無い魅力を感じます。

評価 … ★★★★★★★☆☆☆(秀盤)

名手ジョニー・ウーリンの復帰作。ジョニーと言えばNationNationと言えばネオクラシカルの名盤2nd「Without Remorse」という感じですが、DionysusではNationで聴けたネオクラシルな作風に傾倒し過ぎることはなく、より新世代のパワーメタルファンにアピールするメロディックな作品を提示しています。

新バンドに当たってより”バンド”と言うことを意識したものになっているのか、ジョニーが一人で曲を書くのではなくメインコンポーザーの一人として参加しており、同じくメインコンポーザーの一人であるドラマーのロニー・ミラノヴィック(ex. Sinergy)Gamma Ray「Heading for Tomorrow」のをベストアルバムの一角に挙げている等、Dionysusにはより若い血が混じって入ることが分かります。

内容的には疾走曲をはじめとして全体的にもうちょいテンポ速くても良いかなーとは思いますが、トビアス・サメット(ex. Edguy)による抜群のプロダクションと、しっかりと細部まで作り上げられた楽曲郡が共鳴を起こした良作だと思います。何よりジョニー・ウーリンの輪郭のくっきりとしたコード感や、丁寧なピッキングにより作りこまれたフレージングセンスには脱帽。結局そこかよ、って話ですがそれだけ彼の復帰が嬉しかったんです。ハイ。テンポについてはPace Makerで5%程上げていつも聴いています。
~どみね~

Amazonで買えるバンドの作品一覧を見る

Best tune : Time Will Tell

We are Heading for Tomorrow~~♪
個人的に去年のベストチューンの一角に入った曲。
悠然とした昇天系癒しメロディにやられました。
トラックバックURL
http://www.xametal.net/impressions/tb.php/114
Topへ戻る

Xametal.net Review Script Ver 8.0-